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Posted by ミリタリーブログ  at 

2021年05月29日

トレーニングナイフは、なるべく「非金属」の物を使いましょう。(ついでに少し法律も学びましょう)

ご覧いただきありがとうございます。

上道流防衛戦術です。

今回は、訓練に際して使用する器具の紹介です。





最近では、YouTubeの助けもあり、護身術やセルフディフェンスの認知が広まっています。

友人は、対ナイフ専門の講習を受講していたこともありました。


そうなると、個人で練習用のナイフを購入するよう指示されることもあると思います。

各講習で単発受講する場合は講師が用意しているとは思いますが、稽古に行けない時でも個人練習できるように一本はあっても良い代物かと思います。


それでは本題です。

タイトルのとおり、トレーニングナイフはなるべく「非金属」が良いです。





なぜかというと、法治国家である日本の法律が絡んでくるからです。

皆さん一度は耳にしたことがあるであろう「銃刀法」という法律があります。

正式名称は「銃砲刀剣類所持等取締法」と言います。

ここで注目していただきたいのは、銃砲刀剣類「等」という部分です。


銃刀法と表記すると、銃器や刃物が取締りの対象なのかと印象付けられてしまいますが、模造刀や大きな剪定鋏なども対象になっています。

基本的に、取締りの対象となるのは、「正当な理由なく」というところが取締られるのかどうかの大きな分岐点になります。


例えば、居合道の稽古や大会に行くために模造刀を所持しているのは当然ですよね。

庭師が仕事に行く途中、あるいは帰宅途中に大きな剪定鋏を持っていても不思議ではありません。


しかし、トレーニングナイフと言えども、金属製であれば多少の殺傷能力はありますし(軽犯罪法に抵触するおそれ)、犯行に使用する直前に刃を研ぐかも知れません。

犯罪に使用される可能性がゼロではない限り、護身用(ほぼアウト)や個人間での稽古で所持していると、アウトになる場合や、質問攻めに遭う可能性もあります。

そこで、なんのお咎めもなく、しかも怪我をしにくい非金属のトレーニングナイフは最高の訓練機器と言えるでしょう。


価格も安く、軽いため持ち運ぶにもそこまで支障はありません。

快く稽古(訓練)するためにも一本は持っておきたい代物ですね。

というより一本は持っていてください。

ナイフ自体を護身のために使用することはほとんどないと思いますが、防御するためには、ナイフ自体の動きを理解することも重要です


「彼を知り己を知れば百戦危うからず」です!!



ここまでナイフに対する護身を推す理由をお話しして終わりにします。

ナイフは、500円あれば少年でも購入できますし、通販でも多量に流通しています。

折り畳みの物も多種多様で、カバンがなくとも袖やポケットに容易に隠すことができます。

さらには、銃器と違い、単純明快な使い方であるにも関わらず、殺傷能力は非常に高いという危険な物なのです。

各家庭に必ずと言っていいほど一本は包丁があるでしょう。

それだけ身近な存在が故に、その殺傷能力を軽視しがちになっている印象が強いので、ここまでナイフに対する防衛方法を推しているのです。



色々な武道や格闘技を護身術の一環として習っていいる、あるいはこれから習おうと思っているかたは、一つの流派にこだわらず、様々な技術に触れることをおすすめします。

実際に、私は警察官の現役時代に、柔道だけでなく「詠春拳」を習得していたおかげで難を逃れた経験があります。

多種多様で、多種多彩な技術があふれている世の中です。

あらゆる技術に触れてみたい方は、ぜひご連絡ください。


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