2021年05月08日

護身術(セルフディフェンス)の認識改善

いつもご覧いただきありがとうございます。

上道流防衛戦術です。

タイトルのとおり、前回のタクティコーな内容とは違い、地味な内容です。

が、体感治安が悪くなる世の中において重要な内容ですので、是非最後までご覧ください。

少林寺拳法




現在、護身術に関して執筆中ではありますが、今回は、とにかくこれだけは念頭に置くべきことを簡単に申し上げます。


とにかくこれだけは…と強くお伝えしたいこと、それは、護身術は書いて字のとおり

「身を護る術」

という認識を持ってほしい、ということです。


護身術のイメージとして根強いのは、「自分よりも大きい相手にも勝てる方法」や「女性でも力を使わず相手を撃退する手段」といったところでしょうか。

では、「護身術」という言葉の文字を今一度ご覧ください。

見ての通り、攻撃を意味する字は含まれていません。

もちろん、護るための手段として攻撃をすることになる場合もあります。

しかし、打撃や急所への攻撃、関節技などの攻撃方法が、護身術として矢面に出ていることが少なくないと思います。

カリ




私を含め皆さん大好きなYouTubeで、護身術と検索するとどうでしょうか。

多く見受けられるタイトルは、「胸倉を掴まれたときの対処法」「手首を掴まれたときの対処法」といったものです。

あるいは、護身術として様々な器具が紹介されている動画を閲覧したことがあると思います。

こういった「技術」は、護身術のほんの一部でしかありません。

先ほども申し上げたように、護身術は身を護る術なのですから、「予め危機的状況に陥らないよう周囲を警戒する」ことや「危機から逃走する」ことも重要な護身術の要素になります。

むしろ、警察官として10年間勤めた経験を踏まえて、こういった「回避能力」の重要性を少しずつでも世に広めているところです。

元警察官のくせに逃げ腰だ、という意見もあるかも知れません、

ですがそもそも、なぜ戦うことが前提なのでしょうか。

暴行などの被害に遭う場合、ほとんどが後手に回る状況になります。

そうなると、攻防以前に戦闘不能になる可能性が高いのです。

先手必勝という言葉があるくらいですから。
先手必勝




ですから、危機的状況に陥らないことを前提にしなければ、いくら技術を磨いても活用する機会すら無い場合が多いのです。

護身術は、あらゆる身を護る術であり、「技術は最終手段」という認識を持って今後の稽古、訓練に励んでいただければと思います。

私の講習では技術だけでなく、こういったマインドセットの他、法令の座学も実施しております。

ご興味ある方は是非ご連絡ください。

毎週金曜日22時から60分間実施中です。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました!

執筆が完了しましたら、noteにて公開(有料)予定ですのでご期待ください。


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Posted by 上道流防衛戦術  at 14:17 │Comments(0)タクティカルトレーニングタクトレ護身術セルフディフェンス

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